| INTRODUCTION | STORY |
初演時完売!!!
フランスを熱狂させた新時代のミュージカルが九州初上陸!
2012年秋、フランス・ミュージカル界に革命を起こした作品が誕生した。
『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』など話題作を次々と世に送り出してきたプロデューサー、
ドーヴ・アチアとアルベール・コーエンの手によって生み出された本作品は、開幕と同時に絶大
な好評を得てメガヒットを記録。
2016年に迎えた東京・帝国劇場での東宝版初演も、鮮烈な音楽・洗練された演出が話題を呼び
完売へと至った。その潤色/演出を担ったのは『エリザベート』『モーツァルト!』を手掛ける
名匠・小池修一郎。
宝塚版とは異なるアレンジを加え、グルーヴ感溢れるロックナンバー、涙を誘うバラード、スピー
ディーなストーリー展開を巧みに操り、フランス革命の最中に生まれた愛を描き出した。
再演となる今回、新キャストを迎えパワーアップした本作の待望の福岡公演が決定!
目を奪われる圧巻の迫力と心に突き刺さる叙情とが溶け合った
フレンチ・ロック・ミュージカルの風が博多座の舞台に―――
パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。
民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス―。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、
パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。
ロベスピエール、ダントン、デムーランら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。
一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプは
マリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは
オランプと運命の出逢いを果たす。
決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。
1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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3 18:00 |
4 13:0018:00 |
5 13:00★ |
6 |
7 12:0017:00 |
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8 12:00 |
9 13:0018:00 |
10 13:00 |
11 13:0018:00 |
12 |
13 13:00★ |
14 12:0017:00 |
15 12:00 |
16 12:0017:00 |
17 13:00 |
18 13:0018:00 |
19 |
20 13:00 |
21 12:0017:00 |
22 12:00 |
23 13:0018:00 |
24 |
25 13:0018:00 |
26 13:00 |
27 13:0018:00 |
28 12:00 |
29 12:0017:00 |
30 13:00 |
第一幕 | 12:00 ~ 13:00(60分) |
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休憩 | 30分 |
第二幕 | 13:30 ~ 14:30(60分) |
第一幕 | 16:00 ~ 17:00(60分) |
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休憩 | 30分 |
第二幕 | 17:30 ~ 18:30(60分) |
※時間は前後する場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
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ロナン(Wキャスト) 小池徹平 |
ロナン(Wキャスト) 加藤和樹 |
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オランプ(Wキャスト) 神田沙也加 |
オランプ(Wキャスト) 夢咲ねね |
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マリー・アントワネット(Wキャスト) 凰稀かなめ |
マリー・アントワネット(Wキャスト) 龍 真咲 |
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ロベスピエール 三浦涼介 |
ダントン 上原理生 |
デムーラン 渡辺大輔 |
ソレーヌ ソニン |
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アルトワ 吉野圭吾 |
ラマール 坂元健児 |
フェルゼン 広瀬友祐 |
ペイロール 岡 幸二郎 |
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ネッケル 磯部 勉 |
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ルイ16世 増澤ノゾム |
トゥルヌマン 岡田亮輔 |
ロワゼル 加藤潤一 |
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リュシル 則松亜海 |
ポリニャック婦人 渚 あき |
デュ・ピュジェ中尉 松澤重雄 |
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猪狩裕平 | 伊藤寛真 | 大久保徹哉 | 大場陽介 | 加賀谷真聡 |
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鮫島拓馬 | 鈴木凌平 | 仙名立宗 | 高橋祥太 | 竹部匠哉 |
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当銀大輔 | 橋田 康 | 松永一哉 | 山下銀次 |
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井出恵理子 | 井上真由子 | 織 里織 | 北田涼子 | 島田友愛 |
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杉浦小百合 | 橋本由希子 | 花岡麻里名 | 東川歩未 | 平井琴望 |
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(男女50音順) | ||||
増井 紬 | 松島 蘭 |
シャルロット(トリプルキャスト) | ルイ・ジョセフ(トリプルキャスト) | |||||||||
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佐藤芽佳 | 田島凜花 | 山口陽愛 | 陣 慶和 | 寺崎柚空 | 中村琉葦 |
潤色/演出: | 小池修一郎 |
Book: | Dove Attia François Chouquet |
Lyrics: | Dove Attia Vincent Baguian François Chouquet |
Music: | Rod Janois William Rousseau Jean-Pierre Pilot Olivier Schultheis Dove Attia Louis Delort Laurent Delort François Castello Benoit Poher Silvio Lisbone Manon Romit Elio Antony |
音楽監督: | 太田 健 |
振付: | 桜木涼介 KAORIalive Twiggz |
歌唱指導: | 山川高風 やまぐちあきこ |
美術: | 松井るみ |
照明: | 笠原俊幸 |
音響: | 大坪正仁 |
衣裳: | 生澤美子 |
ヘアメイク: | 富岡克之(スタジオAD) |
映像: | 奥 秀太郎 |
擬闘: | 栗原直樹 |
舞台監督: | 広瀬泰久 |
演出助手: | 坂本聖子 伊達紀行 |
プロデューサー: | 服部優希 篠﨑勇己 |
宣伝美術: | 東 白英 東 康裕(WHITE Phat Graphics) |
ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』製作発表レポート
2018年7月3日(火)から30日(月)まで博多座で上演される、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の製作発表が、東京都内のライブハウス・リキッドルームで行われた。2016年に帝国劇場で東宝版が初演され、鮮烈な音楽・巧みな演出が話題を呼び完売したフレンチ・ロック・ミュージカル。小池徹平、加藤和樹、神田沙也加、夢咲ねね、凰稀かなめ、龍 真咲、三浦涼介、上原理生、渡辺大輔、さらに潤色・演出の小池修一郎が出席し、およそ20倍の応募から当選した200名のオーディエンスも参加して、期待が高まる製作発表となった。
出演者による歌唱披露からスタート。
ライブハウスでのパフォーマンスにぴったりの、ビートの効いたナンバーが続く。
凰稀、龍による「全てを賭けて」、加藤、三浦、上原、渡辺による「自由と平等」、小池、加藤、神田、夢咲による「この愛の先に」、小池、三浦、上原、渡辺による「サ・イラ・モナムール」の4曲が披露された。スタンディングで参加したオーディエンスが、至近距離でのパフォーマンスに圧倒される程のエネルギーで盛り上がる。
本作の演出をつとめた小池修一郎は、「2年前の初演は、『初めて』パワーでみんなで力を併せ、この作品のカラーと同じく熱のこもった稽古で、舞台を作ることができました。今日のパフォーマンスを見ていて、前の熱を取り戻すよりも、また新たな熱を生み出すべきだと感じました。パリで作られた、フランス人が作った、フランス革命のミュージカル。ポップで、弾むようなエネルギーがある作品だと思いますが、日本人がイメージするフランス革命と、フランス人達が作ったフランス革命の接点を、もう一度洗い直しながら作っていきたいと思います」と再演へのプランを語った。
ロナン役を演じる小池は、「本当に久しぶりにみなさんの顔を見て懐かしく、帰ってきたなと思いました。2年ぶりに歌わせてもらって、改めてパワーのある楽曲だなと。2年間でみんながパワーアップしていたり、新キャストが入って新たな風が吹いて、どんな作品になってくるのかなと非常に楽しみが増しました」と期待を寄せた。同じくダブルキャストでロナン役を演じる加藤は、「初演では、わからないことや出来ないことに、ひとりひとり向き合いました。特に歌、ダンス、クランプというダンスも取り入れて、みんなで葛藤しながら取り組みました。体全体で表現するためのエネルギーは、初演を超えていかなければならない、その覚悟が必要だと思っています」と気を引き締める。
初演時は互いに助け合ったと言う小池と加藤。小池が「和樹くんはすごく話しやすいですし、本当に細かく相手の芝居を見てくれます。みんなの芝居を見て、ものすごく気遣いもできる、バランサータイプなので、本当に助けられた思い出があります」といえば、加藤は「踊りがあるナンバーは、徹平ちゃんとアンサンブルのみんなに教えてもらいながら、本当に悪戦苦闘しました」と感謝した。キャスト全員の力が結集した、新たな革命に期待したい!
出演者コメント
小池修一郎
(潤色・演出)
今回は2年のブランクがありますし、その間にみんないろんな仕事を経験していますから、どんどん進化、深化していくと思います。それぞれが作ってきたキャリアを持って、お互いが自分の持っているカードを出したときに、自ずとレベルが上がっていることがとても楽しみです。よりビビットな、生に、新鮮に、リアルに、革命を起こした若者達や、マリー・アントワネットを含めた若い女性達、そういう人達の魂の声みたいなものが、ポップに聞こえてきたらいいと思います。改めてこのメンバーで、新たな舞台を作ることが、シェフとひとつのコース料理のように思うので、新鮮さを感じられるコース料理ができればと思います。
小池徹平
(ロナン役/Wキャスト)
ものすごく空気がいいカンパニーです。仲がいいというのはすごくいいことで、コミュニケーションが取りやすかったり、より作品に対して全員同じ方向を向きやすいです。それは、何かひとつのものを作ることに対して大切なことのひとつなので、この空気を新キャストも含めて、よりいっそう2年前よりも高めて、最高の革命を起こしたいと思います。
加藤和樹
(ロナン役/Wキャスト)
初演でも感じましたが、やはりこの作品に対しての小池先生自身の思いや、演出の意図を、もう一度みんなで考えたいと思います。小池先生もおっしゃっていた、より進む方の「進化」と深める「深化」をして、ひとりひとりが生まれ変わった『1789』を、みなさんにお届けしたいです。
神田沙也加
(オランプ役/Wキャスト)
初演では作品の一部になることで精一杯でした。オランプは話をぐいぐいと引っ張っていくような立場ではないかもしれませんが、よりその人物像を深めて、物語の大きな竜巻の一部になれるように頑張りたいと思います。初演のみなさんと会うと、帰ってきた感じがして、ナンバーを歌っていても本当に時間が戻るような、懐かしい、でもはじまるんだなという新しい気持ちも感じて、すごく楽しみになりました。初演よりも、何か強く、芯が一本ピリっと通ったオランプを演じられるように頑張ります。
夢咲ねね
(オランプ役/Wキャスト)
もう一度この役をチャレンジできるということが本当に嬉しいです。またこうして再びみなさんと会って、懐かしい曲を聞くと、あのときの振りなど、いろんなものが蘇ってきます。私のなかで大切な作品なんだと、改めて実感しました。2年前には見えなかったものを、今回また新しく発見して、自分なりに成長できるように一生懸命みなさんとひとつのものを作りたいと思います。
凰稀かなめ
(マリー・アントワネット役/Wキャスト)
新しいメンバーも加わり新たな気持ちで作品、役を深めてまいりたいと思います。
そして軽快な音楽だからこそ中身のある芝居をしっかりやらなければと思いますので、その辺りをもっと掘り下げていきたいです
龍 真咲
(マリー・アントワネット役/Wキャスト)
再びこの作品に巡り会えましたことを、とても嬉しく思っています。みなさまがいろんな意味で懐かしい懐かしいとおっしゃいますが、私も違う意味でとても懐かしく、先程のパフォーマンスでも「自由と平等」で出てしまいそうになりました(笑)。今回はロナンではなく、マリー・アントワネットにちゃんと集中して頑張ります。
三浦涼介
(ロベスピエール役)
僕は今回が初参加になります。去年、小池先生にお会いして、オーディションという形で歌を披露させて頂き、選んで頂きました。製作発表の歌稽古の際、みなさんの素晴らしい歌声とオーラに魅了されっぱなしで、ものすごく緊張しましたが、自分ができることと、小池さんに与えて頂いたことを、精一杯やっていきたいと思います。子供の頃から母に「帝国劇場に立ってほしい」とずっと言われていました(全員から「おめでとう!」、会場からも拍手)。選んて頂いてありがとうございました。帝国劇場でしっかり立って、しっかりお芝居とダンスを頑張ります。
上原理生
(ダントン役)
またこの作品に戻ってくることができて、とても嬉しく思っています。ご存知の通り、僕は(舞台で)大分フランスで革命をやっていますが、『1789』は、フランス革命勃発の話です。新しいフランスの夜明けという、ドキドキワクワクする、どんな世界が来るんだろうという時代を描いています。いろんな経験をした後にまた戻ってきて、どんな景色が見えるのか今から楽しみです。2年前はすごく楽しかった思い出で、つらいことはみんながいたから乗り越えられました。またみんなと新たにこの作品を作っていく、その過程がどんなものになるのか期待しています。
渡辺大輔
(デムーラン役)
この場に戻ってくることができて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。
また小池先生の元で鍛えられ、みんなでこの素晴らしい道を一緒に歩んでいけるんだなと。観に来てくださる方には、ぜひアンサンブルの方達まで注目して頂けると、よりいっそうフランス革命の世界が広がると思います。
『1789』旋風を起こして、(劇場の)外でも革命が起こるような作品にしたいです。
(写真/文:岩村美佳)