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2016/04/16

4月16日 市川猿之助さんによる、熊本の大地震についてお見舞いと公演実施についての口上が行われました

昨日4月16日、昼・夜公演開演前に、
 市川猿之助さんより上演にあたってのご挨拶が行われました。




 『このたびは熊本の大地震、心よりお見舞いを申し上げますとともに、 本日はその交通の不便な中、
かくも賑々しくご来場賜りました事、 出演者一同、関係者一同いかばかりかありがたく、 厚く厚く御礼を
申し上げる次第でございます。

 このようなときに芝居を上演して良いものかどうか、非常に悩むところでございました。
 また、今回の出演俳優の中には、熊本出身、大分出身、 家族が熊本にいる、大分にいるという人もありました。
 そして何よりも『ワンピース』の原作者である尾田先生の出身地が熊本でございます。

 そんな中、皆で話し合いまして、今日は是非とも演るべきだ、このような時こそ演るべきだ、
そして何よりもお客様が1人でもいるならば、俳優は絶対に舞台を演らなければいけない、
これが俳優の使命であると存じております。
こうして来ていただいたお客様のご期待に応えるべく、 
いつもと変わりなく通常通り上演をする運びと相成りましてございます。

大好評を得まして、特にこの週末の公演は完売でございます。 
しかしながらご覧いただくと空席がいくつもございます。
 この席は空席ではなく、来られなかった方の熱い熱い想いが詰まった席でございます。
 ツイッターで避難所から投稿がございました。
今日劇場へ行くつもりでございましたが、避難所から出られずに席を空けることをお許しください。
その代わり劇場にいる皆さん、私の分まで楽しんでくださいという投稿でございました。
 “祈り”とは何も手を合わせて祈るだけではございません。
ここで大いに楽しんでいただき、大いに拍手をしていただき、客席と舞台が一体になることが
大いなる祈りだと私は信じております。

お客様の中にはこういう時期に楽しんでいいのかと疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、
どうかそういう疑問はこの上演時間中は忘れていただきまして、
大いに大いに楽しんでいただきたいと思います。 
我々もいつも一所懸命でございますが、いつにも増して一所懸命、
この思いが皆様や、また被災地の皆様に届くよう演らせていただきます。

 この『ワンピース』の主題歌「TETOTE」は、ゆずの北川悠仁さんが書いてくださいました。
 歌の中に、“どんなに深い暗闇だとしても、明けない夜など絶対ありはしない、
~手と手繋いで、星に願うよ”という文句がございます。

 この「TETOTE」は『ワンピース』の歌であるのと同時に、奇しくもこの今の状況の歌でございます。 
どうか皆様、これを口ずさんでいただきまして、大いに盛り上がっていただきたいと存じます』 
 (一部略)








また昨日の昼夜公演、2幕終了後には出演者による募金活動が行われました。
本日以降につきましても、劇場内に募金箱を設置し義援金を募集させて頂いております。
皆様からお預かりしました義援金は、被災された皆様のもとへお届けさせていただきます。
何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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