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やってきました宝塚の8月。ヒヨッコファンが大発見!!
いまさらながらわかった、林与一さんの魅力が。
今月は北島三郎さんの公演に、ゲストで林与一さんが参加されている。所作の一つ一つが、様式美とでも言うのだろうか、バシッと決まっていて見惚れてしまった。
林与一演じる水野様の思い入れたっぷりのセリフで終わる場面は、歌舞伎を見にきてたんだっけと錯覚するくらいよ。
実は、小学校の時のことだ。思い起こせば30年以上前の話だね。
仲良し3人組で、それぞれ好きなスターを告白し、お互いに応援をしよう、と約束した事がある。
「わたしは、ジュリー」
「よかった、わたしショーケンだからライバルじゃないね」
残る一人はこう答えた。
「わたしは、林与一」。
しつこいようだが小学生の会話である。
子供心に、なんと趣味が大人っぽいのだろう、と驚いたさ。
しかしそれ以来、トコの中では、ジュリー・ショーケン・林与一はアイドルとして同列となった。
掃除中にはホウキをマイクスタンドにして「君だけにー」とタイガースごっこをし、「春雨じゃ、濡れて行こう」と与一ごっこもしていたのだから。
その与一様にこんなところでお目にかかれるとは。与一ファンだった同窓生に教えねばと思ったさぁ。
休憩時間に「林与一さんがいけてたよねっ」と興奮して話していたら「実は林さん、ミッキーマウス好きなんですよ」とのお茶目情報を入手。「なぬっ、じゃぁ、楽屋ガウンもミッキー柄なの?」と畳み掛けたら「いいえ、ガウンは真っ赤です。還暦になられて身の回りは真っ赤になさってるんですよ。だから楽屋中真っ赤。でも携帯ストラップはミッキー」。
カ、カワイイ!!これも同窓生に教えねば。
そんな有力な助っ人を得て、北島親分はいつものようにいなせでござんしたよ。
さて、後半はお楽しみの歌謡ショーだ。
のっけから、ファンのハートは打ちぬかれた。
だってね、サブちゃんったら「昨年、来年も来てね、と皆さんと約束しました。そしたら、本当にこんなに来て頂いて感謝してます」と頭を下げたのだ。
そうなのよ。わたし達、「また来るよっ」て約束したのよ。
(詳しいことは、このコラムのバックナンバー・昨年9月号を見てね)
男・北島、口先だけの男じゃない。覚えていてくれたんだ、ありがとう。うれしくて力いっぱい拍手したよ。
サブちゃんは、自分の曲を自分で紹介することが多い。それが、思わず泣いてしまった3行の手紙、という本にあるような、短い、けれどもホロッとなるフレーズなのよ。名人芸ですな。
もちろん、名物の漁船も出ます。
舳先にサブちゃん、後方には男衆が乗り、舞台の上を疾走するのよ。上に下に右に左に揺れながらだ。白い波を立てながら客席に向かって走ってくる様は、まるで、ユニバーサルスタジオのアトラクションみたい。
そしてフィナーレは祭りだ。今年はどんな祭りを見せてくれるのだろう、期待に胸が
膨らむ。昨年買った「光るウチワ」を持って来ればよかった、と客席のあちこちで輝くうちわを見て後悔。トコも力いっぱい打ち振りたかったわ。
最後にサブちゃんが、「来年は早くなって5月に来ることが決まっております。みんな来てくれるかな」「オーッ」「来てくれるかな」「オーッ」「来てくれるかな」「オーッ」と客席は振り上げたこぶしで埋まっていた。サブちゃんとの約束は守らねば。そして光るウチワも忘れずに。
サブちゃん携帯ストラップ。1000円。
いいのか?こんなに鼻の穴をデフォルメして。
うれしくて、人前で携帯を取り出したくなるね。
Copyright (c) 2002 HAKATAZA THEATER.