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今月のトコの博多座探検

2016年11月

ぶっとんでます、石川五右衛門!!

石川五右衛門は、新たな展開で博多発信です!!!

と海老蔵さんがインタビューで語っておられました。

 

昨年の新橋演舞場での上演は、大きな驚きと感動を呼んだ、

との評判も聞いていましたが。

そのバージョンに、新たに加えられたエピローグがある

博多座版で、完結でしょうか。

その、スケールの大きさと華やかさがすさまじいのよ。

前のめりになっては後部座席の方の迷惑なので、気を付けていますが。このラストの部分は、全員が前のめりになっちゃうから、許していただきたいと思います。

なんたって、巨大なねぶたと津軽三味線で盛り上がるのよ。

ああ、興奮してラストから書きましたが。

トコの近所に座っていたご婦人方は、ラストには、

「誕生日とクリスマスが一緒に来たごたるね」

「ほんなこて、きれいかねぇ」

と、きゃあきゃあ拍手をしていらっしゃいました。

 

さて、あらすじですが。

天下の大泥棒石川五右衛門が、豊臣秀吉の聚楽第に忍び込み、

茶々と恋に落ち、子どもをもうけます。

しかし、秀吉とのある秘密が判明。

中国のワンハンは、理想の女性・茶々を拉致します。

怒った五右衛門は、茶々を救うために海を渡り中国大陸へ。

海を超えて、世紀の大決戦が始まるという、奇想天外なドラマ。

 

 

演出も、工夫がたくさん。

五右衛門と茶々の優美な踊り、

桜の花びら舞う宙乗り。

五右衛門の名シーン、真っ赤で美しい山門での

「絶景かな」の名セリフを始め。

海を渡る時は、大きな船が舞台上に登場し、右に左に

と、動きます。

龍との大立ち回りもあり、息つく暇もありません。

 

そんな中、ご当地へのサービス精神も

たっぷり盛り込まれており、自然と顔がほころびます。

 

伝統的な歌舞伎らしい歌舞伎ではないかもしれませんが。

そもそも歌舞伎とは、観客とともに変化して続いてきた芸能である

ということに立ち戻ると、

このたびの、観客を夢中にさせる博多座の石川五右衛門こそが、

実は歌舞伎の精神を忘れない、もっとも歌舞伎らしい歌舞伎なのかもしれない、と考えるようになりました。

 

「ラストで五右衛門祭りをします、最後が本当にぶっとんでますよ」

とも、海老蔵さんが語っていましたが。

ほんとほんと。

超ぶっとびでした。

歌舞伎は、敷居が高いわ、と思っていらっしゃる方。

気軽に楽しめますから、ぜひどうぞ。

なんとなく北島三郎さんの座長公演を思い出しましたよ。

 トコ石川五右衛門

                                    楽しか仕掛けがいっぱいばい!!


十一月花形歌舞伎『石川五右衛門』ページ

Profile:
コラムニスト。朝日新聞等でコラムを連載中。福岡在住。
著書「わたし主義でいく!」(講談社)
コラムニスト トコ。
tokotoko@tokodesu.com
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http://www.tokodesu.com
トコの『ハイパーコメンテーター日記』
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日経PCオンライン『新米モバイラーの、明日はどっちだ?』
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