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公演案内

lineup

こちらの公演は終了いたしました。

2025年9月3日(水)

『桂米朝生誕百年記念・桂米朝一門会』

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作品紹介

人間国宝・桂米朝の没後10年、生誕100年の節目を
在りし日の映像とともに!

今年が上方落語の人間国宝・桂米朝師の没後10年、生誕100年となることから、命日の3月19日の大阪を皮切りに、誕生月の11月まで全国各地で記念公演が行われます。博多座でも米朝師を偲ぶ一門会がにぎやかに開催されます。

戦後、相次ぐ大師匠の死去や漫才の台頭などで存続が危ぶまれた上方落語を六代目笑福亭松鶴師、五代目桂文枝師、三代目桂春団治師とともに現在の隆盛に導いた「上方落語四天王」の一人、米朝師。テレビなどメディアでも活躍しながら、全国で独演会を開催して上方落語を広め、「爆笑王」と称された故・桂枝雀や昨年亡くなった桂ざこばら多くの弟子を育てあげました。今や260名余の落語家がいる上方落語界の中でも、米朝一門は多彩な落語家が顔を並べる大所帯です。

また、滅んでいた多くの噺を復活させ、「一文笛」などの新作を生んだことも大きな功績です。これらの噺は今やスタンダードとなって、東西の落語家が演じています。本日上映される「稲荷俥」も米朝師が50歳を過ぎてから速記をもとに復活させた噺で、まだ人力車が活躍していた明治時代の香りがする名作です。今回は1990年収録の高座で、米朝師の巧さと品位、魅力が詰まった一席となっています。

そして演じるだけでなく、上方落語を活字や音源にして後世に残したことも偉業の一つで、現在も数多の落語家がその映像や書籍を“教科書”にして演じています。落語の復活や継承、上方落語の全国展開、そして後進の育成など米朝師の功績は枚挙にいとまがありません。それらが認められて1987年に紫綬褒章受章、1996年に人間国宝に認定。そして2002年に落語家初の文化功労者に顕彰され、2009年には同じく落語家初の文化勲章を受章しました。2015年に89歳で亡くなった後も節目ごとに記念会や展示が行われ、今年1月には大阪の住吉大社に顕彰碑が建立されました。

今回は米朝師が大切に育てた一門から桂南光、桂米團治、桂吉弥が出演します。枝雀の弟子で、米朝師の孫弟子にあたる南光は上方落語界のトップランナーのひとり。米朝師の長男で弟子の米團治はオペラとの共演などにも取り組む多彩な活動を見せています。一昨年、博多座で独演会を行った吉弥は、米朝宅で住み込みの内弟子修行を行った、次世代を担う逸材です。人気も実力も突出した出演者がそれぞれ個性あふれる落語を披露します。

そして今回のゲストには六代桂文枝が登場。創作落語の第一人者で、現在も500作を目指して創作落語を作り続けています。上方落語協会の会長時代には大阪の天満天神繁昌亭や兵庫の神戸新開地・喜楽館の開場に尽力するなど大きな功績を残しました。文枝の落語との出会いは大学時代に構内で開催された「桂米朝落語会」でした。その後、五代目桂文枝師に入門しましたが、米朝師への尊敬の念をよく口にしています。また、博多座公演では出演者4名が並ぶ、ほかでは見られない貴重な座談会も開かれます。是非、特別な1日をお楽しみください。

香盤表

「稲荷俥」
桂米朝映像落語

出演者一同座談会
文枝、南光、米團治、吉弥

桂吉弥

ゲスト 桂文枝

~中入~

桂南光

桂米團治

※出演者の演目は当日のお楽しみ!

出演者・スタッフ

  • 桂南光

  • 桂米團治

  • 桂吉弥

  • ゲスト 桂文枝

スタッフ

  • 制作協力
    米朝事務所

上演時間

約2時間40分(休憩含む)

※時間は前後する場合がございます。何卒ご了承くださいませ。

チケット・スケジュール

スケジュール

2025年9月3日(水)14:00開演

料金(税込)

A席 8,000円
B席 5,500円

座席表

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