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宝塚歌劇宙組公演『愛するには短すぎる』『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』
桜木みなとさん・春乃さくらさん 合同取材会レポート

宝塚歌劇団宙組が7年ぶりに博多座に登場する。演目は宝塚歌劇の魅力を満喫できる2本立て、名作ミュージカル『愛するには短すぎる』と、エネルギッシュなレビュー『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』。公演に先立ち2025年11月12日(水)、宙組トップスター・桜木みなと、宙組トップ娘役・春乃さくらが、福岡で合同取材会に出席。多くの報道陣を前に、終始笑顔で作品の魅力や福岡で楽しみにしていることを語り、ふたりの明るい人柄が自然と伝わってくる温かな時間となった。
(取材・文/小野寺亜紀、撮影/山本聡子)

■「いつも温かく迎えてくださる博多座さん。とても楽しみで待ち遠しい」

会場となったのは、桜木のお気に入りスポットだという「ももち浜」にほど近いヒルトン福岡シーホーク。福岡の街並みから博多湾までを望める高層階で、開放的な雰囲気のなか取材会が進められた。桜木は冒頭で、「本日はお集まりくださりありがとうございます。大好きな福岡の地でリラックスし、リフレッシュしながら皆様と過ごせたらと思います。どうぞよろしくお願いします」と挨拶。春乃も「こうして福岡に来ることを、とても心待ちにしておりました」と、丁寧に言葉を紡いだ。

桜木と春乃は、2025年6月の『ZORRO THE MUSICAL』で新トップコンビお披露目を果たし、続く9月開幕の『PRINCE OF LEGEND』『BAYSIDE STAR』が大劇場お披露目公演となった。初舞台後、宙組に所属し、それから宙組で育ったふたりは、以前から一緒に芝居をすることも多く、確かな信頼関係で結ばれているのを舞台上でも実感させてくれる。

桜木にとって博多座公演は、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(2013年)、『王家に捧ぐ歌』(2016年)、『黒い瞳』『VIVA! FESTA! in HAKATA』(2019年)に続く、4度目の出演。「また出演させていただけて、本当にうれしく思っております。慣れ親しんだ、いつも温かく迎えてくださる博多座さんで公演をできることが、とても楽しみで待ち遠しいです」と、喜びを溢れさせる。

博多座公演初主演となる気持ちを問われると桜木は、「舞台に立つときはいつもお客様への感謝の気持ちを忘れず、楽しんでもらいたい一心ですが、トップとして組を率い、先頭に立って披露するという点では、本当に責任重大だなと思います」と姿勢を正す。一方、「仲間のパワーに支えられ、心強さを本当に実感しています」と、宙組の舞台に立ちながら感じている想いを穏やかに語った。

春乃は2019年以来、2度目の博多座出演。「客席降りでのお客様との距離感も近く、皆様の反応が本当に温かくて、それがとても印象深かったです。また博多座さんで公演をさせていただけるとお聞きしたときは、心からうれしく思いました」と笑顔で振り返る。

■豪華客船で展開する切ない恋や人間模様に、ハラハラドキドキするミュージカル

ミュージカル『愛するには短すぎる』は2006年の星組初演以来、2011年、2012年、2023年と宝塚で再演を重ねてきた人気作。ロンドンからニューヨークへ向かう豪華客船を舞台に、束の間の恋や多彩な人間模様が、ときに軽妙にときにドラマティックに描かれ、最後まで目が離せない。桜木は、「この作品はファンの方が多く、愛されているからこその上演回数。すごく楽しみですが、再演が多いだけにハードルも高い印象があります。私たちでどういう作品を作れるのか、ワクワクドキドキしています」と、率直な思いを口にする。春乃も「宝塚音楽学校受験生のときから大好きな作品」だと明かす。

原案は小林公平氏、脚本・演出は正塚晴彦氏。芝居好きな人が惹かれる要素の多い正塚作品に、これまでも出演経験のある桜木。「会話劇で成り立っていくストーリー展開、演じる役者によって少しずつ雰囲気の変わる作風が、再演されても面白く感じるところ」と分析する。さらに「正塚先生の演技法は、細かい台詞のやり取り、そのテンポやトーンにお芝居の面白さが詰まっています。役の感情の出方が演じる人によって違うので、私たちの『愛するには短すぎる』も今までと少しずつ変わり、命が吹き込まれるのでは」と、期待を込める。

春乃も、「言葉の深み、会話のテンポ感が大好きです。観ていて入り込み、結末を知りたくなる、感情がそそられる作品だなと思います。楽曲もバラード調の曲、つい真似をしたくなる歌まであり、そこがまた魅力です」と、本作への思いは尽きない。

桜木が演じるのは財閥の御曹司、フレッド・ウォーバスク。『PRINCE OF LEGEND』でも同じく御曹司役を演じていることから、「ご縁を感じる役回り」と笑う。「『PRINCE ――』で演じている御曹司としての心持ちは、この作品にも活かせるのではと思っています。船上という限られたスペース、限られた時間のなかで、幼き日の恋心が再燃してしまうロマンチックなストーリー。婚約者がいるのに、好きになってはいけない人を好きになってしまう――そんなハラハラもある物語です」。さらに春乃との芝居について、「私たちは普段一緒にいると、ワイワイ楽しんで話してしまうのですが、お客様にびっくりしてもらえる雰囲気を、ふたりで作っていけるかが楽しみです」と、新たな取り組みに思いをはせた。

春乃が演じるバーバラ・オブライエンは、船のバンドに所属するショーチームのメンバー。明るく見えて、内にはさまざまな悩みを抱えている女性だ。「大人の可愛らしさがあり、自分の思いをしっかり持つ女性。お稽古で深めていけばもっと彼女のことがわかり、大好きな役になると思います。“こう演じよう”とあまり決めずに、お稽古場で感じることを大切に作り上げていきたいです」と意気込む。

■お祭り好きな博多っ子必見のレビュー。宙組伝統の「YOSAKOIソーラン」で最高潮に!

スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』(作・演出/中村暁)は、2017年に初演、2019年に博多座でも上演された、宙組を代表するレビュー『VIVA! FESTA!』のNEWバージョン。桜木は、「『VIVA! FESTA!』はとにかく楽しいですよ!」と満面の笑みを見せる。

このレビューは世界各地の祭り(FESTA)をテーマに、鮮やかな色彩美の衣装、客席降り、パワフルな群舞や歌など見どころ満載で、緩急あるシーンが連続する。初演から出演している桜木は、「新しい場面もあるようなので楽しみです。なんと言っても大好きなのが中詰の“YOSAKOIソーラン”。ソーラン節をみんなで踊り歌い、客席を巻き込んでいく、大変盛り上がる時間ですので、ぜひ声を出して一緒に楽しんでいただけたら」と呼びかける。

春乃も「大好きなショーです」と語る。「全部の曲を覚えていて歌えるほど心に残っています。もう一度させていただけるのが本当にうれしいですし、お客様と一緒に楽しみたいです!」。

2023年の博多座公演『ME AND MY GIRL』ではビル役を演じ、その後専科から宙組へ組替えとなった水美舞斗など、充実のメンバーで届ける本作。両作品について桜木はあらためて、「宙組のメンバーの魅力をとても引き立たせてくれる作品です。隅々にいたるまで、楽しんでご覧いただけると思います」と胸を張る。

春乃も「博多座に出演するのは宙組生全員ではないのですけれど、宙組の魅力やパワーをたっぷり感じていただけるはず。しっかりとお稽古に励みたいです」と明るい声で伝えた。

■宙組トップコンビが語るお互いの魅力と、博多座公演への熱い想い

取材会がさらに進むと、お互いの魅力を問う質問が投げかけられ、ふたりは顔を見合わせながら笑顔で答える。桜木は春乃について、「元気でパッションがすごい! 私は“パッショネイト”と呼んでいます(笑)」と話すと、春乃は照れ笑い。「いつも元気で明るくて、一帯を賑やかにしてくれる存在で心強いです。舞台上でも“大丈夫ですよ”という力強さを発揮してくれて、本当に頼もしくて。そんな存在は彼女しかいないので、これからも一緒に頑張っていきたいです」(桜木)。

春乃は、「ずんさん(桜木)は私に勇気をくださる方で、ひと言で言うと“愛”。それはきっと全員が思っていることで、お背中を見ていると“私も頑張ろう!”と思わせてくださる。おそばにいるだけで心が熱くなる、そんな“愛の方”です」と、まっすぐな瞳で打ち明けた。

初めて宝塚歌劇を観る人へのメッセージを求められると桜木は、「ぜひ何も考えずに来てください! 絶対に楽しい、絶対に素敵な3時間になると思うので、構えずにお席に座っていただけたら」とアピール。続けて春乃も、「何も考えずに来てくだされば、絶対楽しんでいただける自信があります」と力を込める。

宙組トップコンビとして春の博多座を華やかに彩る桜木と春乃。最後に春乃は、「お客様に楽しさと幸せをお届けできる舞台にしたいと思います。ぜひ楽しみに観にいらしていただけたらうれしいです」とコメント。桜木は決意を込めて、「新しい面々になった宙組、何度も再演されている『愛するには短すぎる』、3度目となる『VIVA! FESTA!』。この3つが合わさったときの化学反応を楽しみに待っていてください。私たちが必ず楽しませますので、ぜひ博多座へお越しください!」と、頼もしく締めくくった。ふたりの芸名通り“さくら”が美しい季節、充実したトップコンビ率いる宙組の魅力が“満開”となる舞台を届けるだろう。

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