公演案内
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【会場】福岡市民ホール〔中ホール〕
2025年4月19日(土)10:00~インターネット発売開始
2025年6月11日(水)~15日(日)
『陽気な幽霊』
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作品紹介
20世紀の英国を代表する劇作家ノエル・カワードの傑作戯曲を
熊林弘高の演出により、田中圭を主演に迎え上演!
この度、2025年6月福岡市民ホール〔中ホール〕にて『陽気な幽霊』を上演する運びとなりました。20世紀を代表する劇作家ノエル・カワードのウェルメイド・コメディです。
1941年7月にロンドンのピカデリー劇場にてウエストエンド初演された本作は、5年間で1997回という驚異的な連続上演記録を達成し、その熱も冷めやらぬまま、1945年には名匠デヴィッド・リーン監督により映画化されました。その後も今日に至るまで、ブロードウェイを始め世界各地の劇場で繰り返し上演され、再び2020年に映画化されるなど、カワードの喜劇の最高傑作と言われています。
ノエル・カワードは1899年イギリス・ロンドン郊外に生まれ、上流階級・中産階級を背景にした洒脱でウィットに富んだコメディの劇作家として成功をおさめ、俳優、作詞家、作曲家、演出家、映画監督、プロデューサーとして多彩に活躍し、社交界のセレブリティとしても有名でした。喜劇を中心に四十数篇の戯曲を書き、その代表作のひとつが『陽気な幽霊』です。カワードはこの作品を、第二次世界大戦中のロンドン大空襲で数々の死と破壊に直面した経験を元にして、わずか6日間で書き上げたと言います。戦時中に幽霊を題材にしたコメディを上演することに否定的な意見が多かったものの、その予測を裏切り、多くの熱狂的な観客に迎え入れられたこの作品は、幽霊も生きている人間も同じ存在という、カワード独特の人間観を描いています。
この傑作コメディに挑むのは、演出家 熊林弘高。『おそるべき親たち』で毎日芸術賞千田是也賞を受賞(作品は、文化庁芸術祭演劇部門大賞を受賞)、人間の内面を深く掘り下げる演出は名だたる名優から厚い信頼を受け、数々の話題作を演出してきました。寡作で知られる鬼才が初めてのコメディに挑戦、独自の解釈で新たな作品を生み出します。
主演の作家チャールズ役は、数々の映像作品や舞台で主演を務め、シリアスな役から軽妙な役まで硬軟自在に演じ、さらにCM出演など幅広く第一線で活躍を続けている田中圭。熊林演出の舞台に参加するのは、『Tribes トライブス』(2014年)、『夜への長い旅路』(2015年)、『かもめ』(2016年)に次ぎ、4作目となります。
共演には、チャールズの元妻であり幽霊となって姿を現すエルビラ役の若村麻由美。ドラマや映画、舞台など多方面で活躍し、エランドール新人賞をはじめ、日本アカデミー賞優秀助演女優賞や、舞台『ザ・空気』、『子午線の祀り』、『Le Père 父』では読売演劇大賞優秀女優賞を受賞しています。そして、チャールズの二番目の妻ルースを演じるのは門脇麦。確かな演技力を武器に映画やドラマに数多く出演し、大河ドラマ「麒麟がくる」でヒロインを務める一方で、舞台にも精力的に出演しており、熊林演出作品に参加するのは『狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~』(2015年)、『パンドラの鐘』(2021年)に次ぎ、3作目となります。また、ドラマ・映画で活躍しながらバラエティでも軽妙なトークで知られる高畑淳子が、霊媒師アーカティ夫人を演じます。舞台出身で、読売演劇大賞最優秀女優賞など数々の賞を受賞し、2014年には紫綬褒章も受章している高畑が、舞台ではアンジェラ・ランズベリー、映画ではジュディ・デンチが演じた有名な役どころに満を持して臨みます。さらに、かかりつけの医師ブラッドマン博士役に佐藤B作、ブラッドマン夫人役に(実際の妻である)あめくみちこ、メイドのエディス役に天野はなが出演。多彩なキャストが揃いました。
一風変わった霊媒師のもと、夫をめぐり、新旧2人の妻の嫉妬と意地がうずまくブラックコメディ。豪華キャストにより、新たな解釈で生まれ変わる『陽気な幽霊』に、是非ご期待ください!
あらすじ
舞台は1941年、イギリス・ケント州にある小説家チャールズ・コンドマイン(田中圭)の自宅の居間。チャールズは再婚した妻ルース(門脇麦)と暮らしている。
新しく雇ったメイドのエディス(天野はな)が不慣れで準備がままならないが、チャールズは小説の取材をしようと霊媒師アーカティ夫人(高畑淳子)を呼んで、かかりつけの医師ブラッドマン(佐藤B作)とその夫人(あめくみちこ)を招待し、降霊会を催した。
霊は現れず、アーカティ夫人はイカサマだという結果に終わったが、客が帰った後、7年前に亡くなったチャールズの先妻エルビラ(若村麻由美)が幽霊となり姿を現す。しかしエルビラの姿はチャールズにしか見えず、ルースはチャールズが酔っていると思いこみ、一方でチャールズは先妻がいると言い張る。エルビラはチャールズとルースの間に色々とちょっかいを出し、それは徐々にエスカレートして夫婦の間に諍いが生じ、やがてとんでもない結果を招いてしまう――。
出演者・スタッフ
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チャールズ・コンドマイン
田中 圭
-
エルビラ
若村麻由美
-
ルース
門脇 麦
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エディス
天野はな
-
ブラッドマン夫人
あめくみちこ
-
ブラッドマン博士
佐藤B作
-
アーカティ夫人
高畑淳子
スタッフ
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- 作
- ノエル・カワード
-
- 翻訳
- 早船歌江子
-
- 演出
- 熊林弘高
-
- 製作
- 東宝
チケット・スケジュール
日程
2025年6月11日(水)~15日(日)
日付 | 開演時間 | |||
---|---|---|---|---|
昼の部 | 夜の部 | |||
11日(水) | 17:00 | |||
12日(木) | 12:00 | 17:00 | ||
13日(金) | 12:00 | |||
14日(土) | 12:00 | 17:00 | ||
15日(日) | 12:00 |
料金(税込)
A席 | 13,000円 |
B席 | 11,000円(1階LB・RB) |
C席 | 9,500円(2階LB・RB) |
先行発売 (博多座サポーターズ)
特別先行
4月15日(火)18:00~4月16日(水)10:00
※別途、特別販売手数料を頂戴します。(2025年1月販売分より手数料が改定されました。詳しくはこちら)
通常先行
4月16日(水)18:00~4月17日(木)10:00
※両先行発売のご利用は、事前に博多座サポーターズの登録(無料)が必要となります。登録はこちら
※「特別先行」発売日の正午までにご登録をお願いいたします。
※「特別先行」発売日の16:00頃に、ご登録のお客様へ両先行に必要な共通のURL等を、LINEまたはメールにてお送りいたします。
一般発売
インターネット
4月19日(土)10:00~
PC・スマホから
お取り扱いプレイガイド
チケットぴあ Pコード531-955
ローソンチケット Lコード81700
電話・窓口
4月20日(日)10:00~
※一般発売開始日の翌日より残席がある場合に限りお取り扱いいたします。
※別枠席はご準備いたしておりませんのでご了承くださいませ。
博多座電話予約センター
TEL092-263-5555(10:00~17:00)
博多座チケット売場
劇場2階広場の正面にございます。
※電話番号はおかけ間違いのないようお願い申し上げます
※小学生未満のお子様のご入場はお断りいたします。
※車イスでご観劇いただけるスペースには限りがございます。また、博多座とは劇場の形態が異なりますので、事前に博多座電話予約センターへご相談ください。
※本公演チケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」です。
主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。
※購入者の本人確認を行う場合がございますので、身分証明書を必ずご持参ください。
不正転売の疑いがある場合や、チケットのお忘れ、紛失などの場合は、本人確認や購入経路をお伺いする場合がございます。
不正に転売されたチケットや、正規販売店以外で購入されましたチケット、また購入確認ができなかった場合は、当日入場をお断りする場合がございますので、ご了承ください。
※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※公演中止の場合を除き、払戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承の上、お申込みください。
※携帯電話等でチケットを撮影された画面をご提示いただいても、ご入場はできません。
10名以上のグループ観劇のお問合せ
博多座セールスグループ
TEL092-263-5880(10:00~17:00)
リセールサービスサイト
やむを得ない理由でご観劇が困難になられたお客様は、チケット券面額でのリセールを取り扱う弊社公式チケットトレードリセールのご利用をご検討ください。